雑談

癒着ってどういうこと?どうして起こるの?

先ほど、高校時代の友人の腰を施術しました。
いつもブログで書いているような
「脊柱起立筋の癒着」
が生じていて、ずっと座っていると腰の痛みが出るようでした。

症状が始まったのが1ヶ月前からということで期間が短かったこともあり、
癒着はすぐにリリースできてスッキリしたようでした。

本題の【癒着とは何か?】ですが、
今回の場合は
「本来くっついていない場所で筋肉と筋肉がくっついて動きにくくなってしまった状態」
です。
人によっては筋肉と神経がくっついてしまったり、
骨と筋肉がくっつくなど様々な場所で癒着は起こります。
くっついた部分に細い血管がはさまれると血流が悪くなっておも~い痛みが出たり、
細い神経がはさまれると強めの痛みが出たりします。

【癒着はどうしておこるのか?】についてですが、
主に5つほど原因になりやすい項目を下に挙げます。
・炎症
・出血(内出血も)
・圧迫
・動きすぎ・使いすぎ
・動かさなすぎ
癒着が起きる場合はこのうちのどれかが原因となっています。
今回の友人もエンジニアで座ることが多く、動かない時間が長くなることで腰の筋肉の癒着が生じて腰の痛みになっていたようでした。
特に友人は集中するまでに時間がかかるけれど、集中すると長いと言っていたので余計にでしょう。

特に、普通のマッサージは圧迫をすることで癒着を強めてしまって、症状が悪化する危険性があります。
フォームローラーなんかもしかり。

今日はその癒着の話以外にも体幹の筋肉の話、首の弯曲の話、野球の話などいろんな話に花が咲いて、とても楽しく施術しました。

それでは失礼します。

アライメントケアセンター代表
理学療法士 尾澤翔太