この痛みにはこう施術する

【生理痛】生理の時にお腹が痛いタイプと腰が痛いタイプの原因の違い

痛み止めがないと日常生活も辛いほどの生理痛はございませんか?

整形外科のクリニックに勤務していた時代の話です。
膝や股関節痛、腰痛などの主な症状でリハビリをして、その症状が改善してきて、患者様から信頼していただけるようになってきます。
そうすると、全く別の部位で尿漏れや生理痛など女性特有の症状の相談を受けることがとても多くありました。
先日も1名ご相談いただき、施術をしてきました。
異性のセラピストに相談するのは恥ずかしいかっただろうと思いながら、それほど切実に困っているのだろうと感じました。

今回は生理痛についての記事を書いています。
そして、相談を受けて施術をしているとタイプが分かれる
【お腹が痛くなるタイプ】と【腰が痛くなるタイプ】の違いと、それぞれの改善方法について書いていきます。

今回の症状:生理痛

婦人科などで検査をして、ピルなどで治療をしても劇的な効果が無く、特別な異常なしと診断されている場合、子宮のかたさが原因となっていることが多いです。
子宮自体がかたいというよりは、子宮が周りの臓器や筋肉などと癒着してかたくなっていることがほとんどです。
(癒着:本来くっついていない部分でくっついてしまうこと)
そして、生理の際に【お腹が痛くなるタイプ】と【腰が痛くなるタイプ】の女性で癒着する部位に違いがあります。
次の項目から、その違いについてご紹介していきます。

子宮周りの臓器ってどうなってるの?

子宮や他の臓器の関係は下の画像のようになっています。

子宮の前側に膀胱(ぼうこう:おしっこを溜めておくところ)があり、
子宮の後ろ側に直腸(ちょくちょう:大便をためておくところ)があります。

生理でお腹が痛くなるタイプ

このタイプの女性は下の画像の水色○部分のように、
子宮が前側で癒着している方が多いです。
特に、子宮のすぐ前にある膀胱と子宮が癒着してしまっていることが多いです。

このタイプは生理中の腹痛の他に、尿漏れで悩む方が多いです。

腰が痛くなるタイプ

このタイプの女性は下の画像のように、子宮が後ろ側で癒着している方が多いです。
後ろ側で腸や腹膜などと癒着してしまします。

このタイプは生理中の腰痛の他に、生理中に便秘に悩まされる方が多いです。

改善方法

画像にあった水色○の癒着部位を指でリリースすると痛みは改善していきます。
お腹の前側(下の画像赤○部分)から柔らかく指を押しこんでいき、水色の○で示した部分を狙って痛みに配慮しながらゆっくりと癒着をはがしていきます。

お腹が痛くなる前側の癒着タイプは早く改善しやすいです。
腰痛が出る後ろ側の癒着タイプは改善に時間がかかりやすいです。
なぜなら、子宮の上側から少しずつ癒着をはがして奥へ進んでいかなければならないためです。

どちらも癒着がリリースできると、今までの辛さが嘘のように良くなると喜ばれる方がほとんどでした。

おわりに

男性セラピストに相談するのは気が引けるはずですが、それでもかなり多くご相談をいただくほど、なかなか良くならなくてお困りの方が多いのだと思います。
もし専門機関でを受診しても改善せずお困りの方は、下のご連絡先まで気軽にご相談ください。

施術希望の方へ

東京都港区麻布台にて施術を行っています。

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メール:gt.ozable7038@gmail.com
公式LINE: @acc47

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