はじめに
肩・肘を壊して「しばらく休んだら治るよ」と言われて休んだけど、また投げ出したらいたくなって悩んでいませんか?
「手投げはダメだ!下半身を使え!」と言われて練習しているけど治らなくてどうすれば良いかわからなくなっていませんか?
もっと速い球を投げて、コントロール良くなりたくありませんか?
「ジャイロスティック持ってるけど使い方わからない!あんなの意味ない!」となっていませんか?
正しく使うことができれば、この道具はピッチング・スローイングにとても効果的です。
今回は、ジャイロスティックの使い方を、具体的にできるだけわかりやすく説明します。
ジャイロスティックとは?(説明書から引用)
特徴・効果
Amazonより引用
使い方
Amazonより引用
この説明書じゃわからないよ、、
腕が勝手に振られる感覚ってかなりあいまいですよね。
上手く鳴らせない選手は骨盤でキレを出しても音出ないし、そもそもキレって何?
水銀式の体温計を振る時のイメージって書いてありますが、今どき水銀式の体温計なんてどこにもないし、、、
今の球児たちは「何それ???」となるでしょう。
ということで、野球業界に多くはびこる「あいまいな表現」は排除して、具体的でわかりやすくジャイロスティックの使い方・効果を解説していきます。
ジャイロスティックはこんな方にオススメ
こんな方にオススメです。
- 肩・肘を壊したことがある方
- 手投げって言われるけど具体的に直し方がわからない方
- ジャイロスティック買ったは良いけど使い方がわからなくて結局使わなくなった方
ジャイロスティックの使い方
正しい使い方
胸を張った時に手のひらは自分の頭の方を向いていて、
リリースの瞬間だけ手のひらが正面を向く
使用時のイメージは下の写真のような感じです
手のひらが顔の方を向くというのは次の写真のような状態です。
(スマホだと下の写真)
正解の使い方を立ったままゆっくり動かすと次ような感じです。
これは肩・肘を壊さない投球フォームの基本的なものです。
私はジャイロスティック作成者の書籍を何冊か読みましたが、ジャイロスティックはこの動きの習得のための道具だと考えます。
ダメな使い方
ダメな例は大きく分けて以下の二つです
- 失敗例1:手のひらがずっと正面を向いている
- 失敗例2:ずっと手のひらが内側を向いたままになってしまう
失敗例1:手のひらがずっと正面を向いている(手投げパターン)
手のひらが正面を向いた状態というのは右の写真のような状態です。
(スマホなら下の写真)
このパターンでは成功の指標となる音が次のようになります。
- 音が全く鳴らない
- 鳴っても「ひょ〜」と弱い
失敗例2:ずっと手のひらが内側を向いたままになってしまうパターン
この失敗パターンはかなり問題があります。というのも、ある程度大きな音が鳴ってしまうからです。
しかし、ピュッっという短い音ではなく、
「ピュ〜〜〜ヒュ」
という間伸びした音が鳴ります。
実際に振った時の違いを動画にしたので、見比べ・聴き比べをしてみてください。
ちなみに、私はユーチューバーではないので、動画のクオリティには目をつむっていただけると嬉しいです。笑
チャンネル名も適当です。
ジャイロスティックをそのように使う理由
ジャイロスティックでうまく音が鳴らせられるように練習するのは、効率的なフォームを習得するためです。
効率的なフォームを習得すると以下のようになります。
- 肩・肘への負担が減る
- 胸を張って体全体を使えるので速い球を投げられる
- リリースの瞬間に肘から先の加速を使えるので速い球を投げられる
下に成功例と失敗例の比較写真を見比べてみましょう。
各写真に左側が成功例、右側が失敗例です
成功例と失敗例1の比較
下の写真を参考にして、実際に立ったまま掌の向きを変えてみてください。
手のひらが頭の方を向くと、自然と胸が張れて腕がしなる感覚がわかると思います。
ちなみにこの写真は大袈裟にやったものではありません。
成功例と失敗例2の比較
失敗例2ではリリース時までは成功例と同じフォームになります。
問題はリリースした時に手のひらが正面を向かないことです。
そうすると、ボールに指が引っかからずスライダー回転をかけて抜くようなリリースをしてしまいます。
このフォームは胸を張れて肘が下がりにくい分、フォームの問題を見つけにくい指導者泣かせのフォームです。
さらに、ボールをリリースした後に肘を曲げて力を逃がせないため、肘の内側の骨がぶつかってしまい、怪我をするリスクがとても大きいです。
これを踏まえた上でもう一度動画を見てみましょう。
余談ですが、失敗例1も失敗例2もリリースする瞬間に腕を内側に捻って生まれる瞬間的な力がボールに伝わらないため、速いボールが投げられなくなります。
ジャイロスティックを使う効果・メリット
「ジャイロスティックをそのように使う理由」の項目で書いたように、このようなメリットがあります。
- 肩・肘を壊しにくくなる
- 速い球が投げられる
- 投球フォームが崩れていないかの確認が簡単にできる
ただし、音が鳴っても失敗のパターンがあるので、しっかりと「ピュッ」という、キレの良い短い音が鳴っているかどうかをチェックするようにしましょう。
ジャイロスティックがほしいと思ったら
実際に購入してやってみたいと思った方向けにリンクを貼っておきます。下記のリンクから見てみてください。
今までは音が鳴らなかった方でも、やり方がわかった上で使うと面白いように音が鳴るので本当に楽しいですよ。
野球未経験者でも、この動きが身につくだけで経験者のようなかっこいいフォームになります。
重量は軽い上にそんなに大きくないので、野球選手ならグローブ袋の中にひとつ入れておいても良いかもしれません。
ちなみに私は、施設でのフォームチェック用と、訪問で野球コーチする時用(兼自分が使う用)に二つ持ってます。
施術・直接フォームの指導を希望の方へ
ご連絡はこちらへ
電話:09066557038
メール:gt.ozable7038@gmail.com
公式LINE: @acc47
アライメントケアセンター HP:https://alignment-care-center.com/
ご予約:https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000600571/coupon/
口コミ:https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000600571/review/
注意点
異常なフォームによって筋肉・関節に負担がかかり、痛みが出ている場合や、
硬い部分があって痛くなっているような症状は我々理学療法士で改善できますが、
骨が折れた、靭帯が伸びた・切れた、筋肉・腱が傷ついた、熱を持っていて炎症している、
といったば場合、整体・接骨院・リハビリでは対応できません。
あまりにひどい痛みがある場合、まずは整形外科を受診して、医師に診察してもらうようにしてください。
まとめ
ジャイロスティックはこんな方にオススメ
- 肩・肘を壊したことがある方
- 手投げって言われるけど具体的に直し方がわからない方
- ジャイロスティック買ったは良いけど使い方がわからなくて結局使わなくなった方
ジャイロスティックの正しい使い方
胸を張った時に手のひらを自分の頭の方を向いていて、
リリースの瞬間だけ手のひらが正面を向く
ジャイロスティックの失敗パターン
失敗例1:手のひらがずっと正面を向いている(手投げパターン)
失敗例2:ずっと手のひらが内側を向いたままになってしまうパターン
ジャイロスティックをそのように使う理由
肩・肘への負担が減る
胸を張って体全体を使えるので速い球を投げられる
リリースの瞬間に肘から先の加速を使えるので速い球を投げ
ジャイロスティックを使う効果・メリット
- 肩・肘を壊しにくくなる
- 速い球が投げられる
- 投球フォームが崩れていないかの確認が簡単
ジャイロスティックは音を鳴らすのが本来の目的ではなく、
どうして音が鳴れば良いのかということをしっかり考えて理解して使うことが大切です。
今流行りの槍投げ(ジャベリックスロー」も同様です。
槍投げを行うことが良いのではなく、どうして良いのかを考えるようにしましょう。
ジャイロスティックを手に入れるには
下記のリンクから見てみてください。
施術希望の方へ
ご連絡はこちらへ
電話:09066557038
メール:gt.ozable7038@gmail.com
公式LINE: @acc47
アライメントケアセンター HP:https://alignment-care-center.com/
ご予約:https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000600571/coupon/
口コミ:https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000600571/review/