2024年8月1日(木)に新宿近視クリニックにてICL(Implantable Contact Lens:眼内コンタクトレンズ)手術を受けました。
15:45来院予約をしていましたが、常に30分前行動の尾澤氏は15時に新宿近視クリニックに到着。
診察券を出して受け付けをしてから、カウンター席で当日の流れの説明を受けました。
受付〜説明の行程
まず散瞳薬の目薬をさしてもらった後にこの紙
を読んで待機。
散瞳薬の目薬が少ししみて、目がしぱしぱしました。
その後、手術後にかける目の保護用のめがね(ゴーグル?)を
幅広いタイプと幅狭いタイプの2種類から選びました。
「圧迫が少ない方が快適ですよ」
と優しい言葉をいただきましたが、
広いタイプは耳の後ろがピンポイントでぎゅーっと食い込み、狭いタイプは耳の上がぼやーっと圧迫されて
「結局どっちも圧迫受けるなぁ、中間タイプないかなぁ」
と思いながら、狭い方のゴーグルを選びました。
まつ毛がアルパカ並に長い尾澤氏は、ゴーグルにまつ毛がピロピロ当たってしまい、圧迫よりそっちの方がまぁまぁ不快でした。
マツエクしている女性や美形の長いまつ毛をお持ちの男性はご注意してください。
ゴーグルを選んだ後に手術3日前から1日4回さしていた、目の細菌を抑える目薬をさし、
「手術の予定は17:15です。」
と伝えられて、15:30くらいに術前説明が終了しました。
地味に早く来院して後悔しました。
時間通りの来院で問題ないです。
段々と院内が眩しくて手元が見にくくなっていき、目薬をさした15分後くらいには手元が見にくくなりました。
スマホが見にくくて、この文章打つのも尋常ではないくらい大変でした。
昔、千里眼のごとく顔から遥か彼方にスマホをポジショニングして操作していた上司が
「尾澤も数年後にはわかる」
と言っていた気持ちが少しわかりました。
手術室ご案内(直前の点眼と診察)
16:30くらいに手術直前の点眼などで別室に呼ばれました。
リクライニングできるソファに座り、スタッフの方が目薬を5分おきに合計5回
①散瞳薬、抗炎症薬
②〜④散瞳薬、麻酔
⑤散瞳薬、抗炎症薬
④と⑤の間に診察室で医師による事前チェックがありました。
ペンみたいなもので直接眼球にちょんちょんマーキングをしました。
麻酔が効いていたため、眼球を触られても全く痛くなかったです。
⑤の後15分くらい安静にしてから手術室に呼ばれました。
いざ手術室
まず最初に右目から手術するようです。
そこでも瞳孔を開く目薬と麻酔の目薬を両目に一回やった後に、ヨードの消毒を右目の周りの皮膚にぬりぬりしてから右の眼球に直接かけました。
これが尋常ではないくらいしみて、手術の行程の中でいちばんキツイです。
体がのけぞって、駄々っ子のように足をバタバタさせるくらいでした。
その後に目に麻酔をポタポタ垂らすのですが、それをやるとピタッと痛いのは無くなります。
麻酔のありがたみを心から感じる瞬間でした。
その後、手術中に目を閉じないように瞼と目の下の皮膚をテープで止めた後に、瞼を固定する器具を使って完璧に目が閉じないように固定されました。
その後も定期的に麻酔をポタポタされたので、常に目を開けていないといけないのですが、目が痛かったり乾いて辛い感じなどは一切ありませんでした。
右目の手術が開始し、主治医の先生が視界の外でレンズの準備をしているのが見えました。
手術中は目の正面にある2個あるライトの真ん中を見ていてくださいと指示されます。
まぶしいものを自ら直視するのはドMの方でない限り、なかなかキツいものだと思います。
周辺視野でわずかに主治医の先生が手術をしているのが見えました。
基本的に目の痛みは一切ありませんでした。
眼球を切開されたり触られたりする感覚は全くないのですが、レンズを入れられたのがライトの見え方でなんとなくわかりました。
その後、主治医の先生が細かくレンズの位置?を調整していくと、見え方がだんだん鮮明になっていきました。
最初はただまぶしいだけだったライトがくっきり見えて気持ちよくなっていきました。
ドM爆誕。
瞼を固定していた器具とテープを取って反対の左目の手術準備へ。
相変わらずヨードの消毒作業は発狂するくらいしみました。
最初にやった右目の手術が始まる前はメンタルつよつよの私でもかなり怖かったのですが、左目の時は
「また右目みたいな感じで見えるようになるのかな」
というワクワクがあって、尋常ではなくまぶしいライトを見るのも、どことなく恍惚感がありドM状態と化していました。
右目と同じように痛みは一切なく、だんだん見えるようになり、最後はくっきりとライトが見えるようになり、脳汁がどぱどぱ出ました。
手術終了し安静&術後診察
手術後は15分くらいソファで安静にしてから手術をしてくださった先生の術後診察を受け、先生に質問と感謝を伝えました。
この時初めて、手術をしてくださった先生が星野先生という先生であることを知りました。
受付で今後の説明を受け、外出用のゴーグルをかけて全工程が終了
来院から2時間30分で終わるという予定より15分ほど早く終了し、18:00にはクリニックを出ました。
帰り道
帰り道は両目ともい違和感と腫れぼったさがすごくて目が開けられませんでした。
特に後に手術した左目は違和感強くて見えにくかったです。
俺の直前に手術していた女性患者も片方だけ違和感がするけど大丈夫かと医師に聞いていたのが聞こえきたのですが、気持ちがわりました。
帰り道、18:15くらいになると急に左目が楽になって目が開けやすくなりました。
それでもやっぱり両目とも腫れぼったさはしばらく続き、帰り道に大江戸線で地下深くに潜り込んでから御徒町で日比谷線に乗り換えて帰るのがとにかく大変でした。
付き添ってもらえる人がいるなら付き添ってもらって、車で迎えにきてもらえそうだったらその方が絶対に良いです。
帰宅
帰宅してから当日の目薬をさして一件落着。
帰宅直後の眼球はこんな感じで、右目は見た目の変化がありませんでしたが、左目は切開した部分が少し内出血していました。(ブサイク注意)
眼球の内出血や充血については24時間毎に画像で記録して経過を報告していきます。ブサイクでショッキングな画像なので閲覧注意でお願いいたします。
私は皆様に詳細な経過を伝えるためにスマホをガッツリいじりましたが、手術当日は基本的にスマホやパソコンなどを使わないようにしましょう。
おわりに
手術の感想は「やってよかった」ということ。
手術前に怖かった眼球を切ったり触ったりする痛みは全くないので、怖がる必要はありませんでした。
手術直後から視力はべらぼうに回復します。
ただ、目の開けにくさなんかがあって見えにくさはあります。
最後に、私が想定していなかったけれど心の準備をしておいたほうがよいことをリストアップしておくので、今後ICLを受ける方は参考にしてください。
- 手術直前の麻酔の目薬で眼球の感覚が無くなった違和感は気持ち悪い
→仕方ない - 手術前の消毒を眼球にするが結構痛い →仕方ない
- 手術中のライトを見るのはめちゃくちゃまぶしい →仕方ない
- 後に手術した方の目は帰り際にちょっと違和感強い
→もう15分ほど休ませてもらうとよいかも - 電車での帰宅が結構大変
→車で迎えにきてもらうか誰かに付き添ってもらおう - 手術後に屋外でかけるゴーグルがまぁまぁ圧迫感がある
→仕方ない - 手術後目が内出血&充血する →仕方ない
これからICLを受ける予定の方のために、今後の見え方の変化や副作用・手術後の合併症などが出ないか経過観察し、報告していきますので、ぜひ参考にしてください。
おしまい。