昨日、Googleマップでレビューしてくださっている方の施術をしてきました。
実際の口コミを見る:こちら
肩の可動域制限・痛み、肘の可動域制限・痛み・しびれでとても困っている方です。
私が開業してから何度も通ってくださっています。
「本当に身体が良くなるのであればお金はケチらない」
「尾澤さんに見てもらった方が確実で早いし、結果的に安く済む」
と、最大級の信頼を寄せてくださっています。
こういう言葉を聞くととても嬉しいです。
こういう困って困ってどうしようもなかった方の力になれるよう、これからも頑張ろうと思います。
本日は、口コミにも書いてくださっている「肘の施術をしたのに肩の可動域が広がった」についての記事です。
昨日施術した後はこのように肩が上がるようになりました。(掲載許可いただいています)
肘についても写真を撮ったのですが、わかりにくかったので今回は割愛します。
施術例
この方に対しては現在、基本的に肘に対しての介入しかしていません。
理由は
- 肘の可動域制限(伸び切らない・開かない)で手術を勧められているが回避したいと希望されているため
- 肘から先に痺れが出ていたため
- 肘の可動域制限が肩の痛みを引き起こしていたため
です。
②と③はそれぞれ1回の施術で改善し、その後1ヶ月以上経過しても再発していないようです。
②肘から先の痺れに対する施術
②の肘から先の痺れは「尺骨神経」という肘をぶつけると痛い部分の神経に原因がありました(下の画像参照)
この尺骨神経が下の
- 二の腕の部分
- 赤い○のぽわぽわマークのついた肘の骨の隙間の部分(ファニーボーン)
- 前腕の部分
で癒着していたため、それらを少しずつたどって癒着をはがしたら、1回の施術で改善し、再発しなくなりました。
痺れがひどくて薬を飲んでいたようですが、この施術の後から薬をやめることができたようです。
③肩の痛みを引き起こしていた肘の可動域制限に対する施術
肘が開かない・伸びないことで、上向きに寝た際に巻き肩になって肩がベッドから浮いてしまい、肩の後ろ側の筋肉が詰まってしまうような痛みを出していました。
なので、肩の詰まるような痛みを出していた筋肉の癒着を10分程度ではがした後に、ひたすら肘が伸びる・開くように施術しました(詳細は次の①の項目で)
上向きで寝た際に肩が持ち上がらないでペタッと着くような可動域を目標にして、それが獲得できたことで、肩の痛みは改善しました。
こちらも1ヶ月以上再発していません。
①肘の可動域制限(伸び切らない・開かない)に対する施術
順番が一番最後になってしまいましたが、これについてはかなり難渋しています。
というのも、肘の周りの筋肉・神経・血管が広範囲で癒着していて、
全てやらないといけない状況だからです。
しかし、残された問題が多い分、そこが解消していくと肩への可動域も拡大していくようです。
現在、集中的に行っていることは、
肘の骨がきれいににはまりこむようにしていることです。
肘を伸ばすときには、肘の後ろ側(下の図の赤い○部分)で骨がコツンとはまり込むような構造になっています。
はまり込まなければいけない骨のくぼみの部分に、筋肉や脂肪組織が入り込んで癒着して、はまり込むのを邪魔してしまい肘が伸び切らなくなっていたため、その脂肪組織・筋肉の癒着をはがしています。
さらに、肘の内側の関節の部分(下の図の赤い丸参照)
ここに細い神経や血管、脂肪組織が入り込んで、肘が開くのをじゃましているため、この癒着をはがしていってます。
可動域の経過は?
肘の伸び・開きともに徐々に可動域が上がってきており
3ヶ月前に伸び −60° だったのが現在は −40°に
開きが -90°だったものが-45°まで拡大してきています。
おわりに
少しでも早く全可動域を獲得して、お金と時間を施術に使わないで、不自由のない生活を謳歌していただけるように、施術代としていただいたお金で勉強と自己研鑽を頑張ります。
本日は夕方から
「脳卒中の方の肩・手のリハビリ」
についてセミナーに参加してきます。
施術希望の方へ
東京都港区麻布台にて施術を行っています。
ご連絡はこちらへ
電話:09066557038
メール:gt.ozable7038@gmail.com
公式LINE: @acc47
アライメントケアセンター HP:https://alignment-care-center.com/
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