先日、リアラインスペシャリストのサイトからのご紹介で臀部痛・坐骨神経症状の治療をしている方の施術をしました。今回で3回目の施術でした。
主な症状は「右臀部の痛み・右のすねの痺れ」
6月から現在まで5ヶ月間、何をやってもよくならず、どんどん悪化して苦しんでいた方ですが、2回の施術で痺れが半減して「治る兆しが感じられて楽しい」とおっしゃっていただけ嬉しい限りです。
今までの経過
事前相談で電話にて症状の詳細をうかがい、ある程度の予測を立ててから実際に施術するまでの経過を記事にしているので、よろしければ合わせてご覧ください。
今回の症状:左の腰を施術すると右のすねがしびれる
ふだん症状が出るのは右の臀部痛・すねのしびれなのですが、数年前に左腰椎椎間板ヘルニアと診断されて、その後も定期的に左の腰を痛めることがありました。
以前から
「腰を反らす、歩いたり走ったりして足を後ろに伸ばす」という動きでお尻の痛み、足の痺れが強くなっていました。
両方とも腰の筋肉は癒着がひどく、腰をさわると鉄板のような状態でした。
特に左は癒着が顕著で、リリースするのに一苦労でした。
今回の施術内容
今回は
「腰の筋肉の癒着をリリースして、骨盤の前傾と腰を反れるようにする」
という方針で施術を行いました。
その際に
「左の腰を施術していると右のすねが痺れます」
と言われました。
あまり多くはないですが、このような症状が出る方もいます。
原因はおそらく
「筋膜のつながりによるもの」
であると考えられます。
体の中にある筋肉や靭帯は筋膜によってつながっていて、そのつながりも様々な種類があると言われています。
今回施術した方の「左の腰を押すと右のすねがしびれる」のは、筋膜のつながりのひとつである
【スパイラルライン(下の画像参照)】
が影響している可能性が高いです。
これは人の体を後ろから見た画像です。
左の腰の筋
→骨盤部分で反対側に
→右太ももの外側
→右すね
のようにつながっていきます。
昔ヘルニアの影響で痛めた左腰の筋肉の緊張が右のすねまで伝わったのではないかと考えられます。
腰の筋肉の癒着をリリースした後は腰を反る・骨盤を前傾させる動きが出やすくなって、お尻の痛みが減り、歩く際の歩幅もかなり広がっていました。
おわりに
今回紹介した筋膜の連結は他にもたくさんの種類があります。
スポーツをやっている方や、トレーナー、ストレッチ系の仕事の方は、筋膜のつながりのラインをなんとなくでも知って使えるようになると効果が出やすくなります。
アナトミートレインという書籍に詳しく書いてあり、図が豊富で見ていて面白いです書籍です。
もし興味がございましたら、下にリンクを貼っておきますのでご利用ください。
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