先月、ヘルニアの手術後から半年以上続く腰痛でお困りの方の施術を行いました。
術前にあった痺れやひどい痛みは術後に改善したみたいですが、左の腰~背中にかけての痛みはずっと続いていたようでした。
半年以上、歩くときに体が左に傾いてしまい、まっすぐ歩けていませんでした。
【ヘルニア手術後の慢性腰痛】詳細な症状
患者様は30歳代後半の男性。
20年前くらいにもヘルニアの手術をしたことがある方でした。
今回は、半年前にひどい腰の痛みでヘルニアの診断を受けて手術を受け、その後からずっと続く腰痛でご依頼を受けました。
痛い場所は、左の腰~背中にかけてでした。(画像の赤○部分)
お子さんと遊んだ後などに痛みが出るようでした。
歩くときに左足に体重がうまくかけられず、体が左側にかたむいていました。
痛み方としては、重だるいという感じでした。
ずっと痛みがあったようですが、10月に入ってからひどくなったとのことでした。
【ヘルニア手術後の慢性腰痛】原因
痛みの原因は、昨日の腰痛患者様の原因と同じで
「腰部脊柱起立筋(ようぶせきちゅうきりつきん)」
「腰方形筋(ようほうけいきん)」
という腰の長い筋肉です。(下の画像参照)
手術で左側の腰を切ったため、手術時・手術直後の出血で、この3つの筋肉が左側を中心に強い癒着を起こしていたと思われます。
昨日のブログでも書きましたが、この筋肉の癒着は非常に多いです。
原因不明と言われて苦しむ腰痛の方の多くはこの筋肉の癒着が原因でした。
癒着さえリリースできてしまえば、すぐに痛みが取れることが多いです。
今回施術した方も下の画像のようにそれぞれの筋肉の内側・外側、さらに裏側が癒着していました。(画像の水色○部分)
【ヘルニア手術後の慢性腰痛】改善するための施術内容
上の画像の癒着部分を指で丁寧にリリースしたところ、症状は一気に改善して、劇的に痛みがなくなりました。
さらに半年以上続いていた、歩くときに左側に体が傾いてしまう癖も改善しました。
歩き方が劇的に変わったため、会社でも驚かれていたようでした。
おわりに
特に腰痛の方は整体などでの間違った腰痛治療のせいで、長い間痛みに悩んでいらっしゃることが本当に多いです。
どんなに整体に通っても症状が改善しないことから、自分で治そうとしてYouTubeや筋膜リリースを謳ったセルフケア用品にたどり着きます。
癒着をリリースしようとしてテニスボールやフォームローラーでグリグリとほぐさないように注意してください。
これが原因で癒着を強めてしまい、腰痛が悪化して動けなくなり、整形外科にいらっしゃった方に今までたくさんお会いしました。
「原因不明で長い間治らない腰痛」でお悩みの方は非常に多いと思います。
もし、なかなか改善せずにお悩みのようでしたら、一度当院の「組織間リリース」をお試しください。
症状が軽度で痛い期間が短い方であれば、今回施術した方のように1回で改善することもあります。
症状が重度で痛い期間が長い方は10回程度施術が必要になる場合があります。
「手術をしたから仕方ない」と腰痛改善を諦めてしまうのはもったいないです。
手術をしたことによって起こる現象を正しく考えていけば、症状改善できる可能性はあります。
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おまけ:どんなコルセットが良いかお探し中なら
体幹が弱くて腰が不安な方や、コルセットを着けると腰が楽になる方には下にあるような、調整機能のあるコルセットがオススメです。
肋骨〜骨盤まで広範囲で安定させるコルセット:腰椎コシビシベルト
腰椎・腹筋を安定させるコルセット:ガードナーベルト
骨盤・仙腸関節を安定させるベルト:リハビーベルト
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